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印象主義の音楽を聴く 1

 本日聴いてみる作曲家はCharles Koechlin(シャルル・ケクラン)。

ピティナピアノ曲事典によると、

ダリウス・ミヨーとともに多調音楽の先駆者として20世紀初頭のフランス音楽を牽引した作曲家。

ドビュッシーラヴェルと同時代ながら、和声や管弦楽の扱いは異なる。

メシアン、デュティユー、プーランク、タイユフェール、アンリ・ソーゲらアルクイユ楽派、コール・ポーターなどに影響を与えた。

・ケクランの音楽の独自性がはっきりとした形で現れ始めるのは1907年以降。《クロマティック・ハープあるいはピアノのための夜想曲》Op. 33(1907)は、後の1910年代に開花する多調性の様々な萌芽に満ちている。

・最も重要とされている作品は

《風景と海景》Op. 63(1915-6)
ペルシャの時》Op. 65(1916-9)

 これらの曲集では多調性による先駆的な和声法が用いられており、より規模が大きく発展的な後者では無調的な響きも多く見られる。

・それらと異なる方向性を示しているのが《ソナチネ》、《小品》あるいは《パストラル》等と名付けられた作品群。

クロマティック・ハープあるいはピアノのための夜想曲》Op. 33(1907)


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《風景と海景》Op. 63(1915-6)


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ペルシャの時》Op. 65(1916-9)


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聴いた感想はまた後日。